オバはんトリプルドムの事情!?
はっきしゆーて…
通勤電車ん中っておもろいっすよねェ…
めっさ、いろ~んな方たちがぎっしりてんこ盛り(森!?)状態!?
思いがけずとんでもなく凄いモノ見られて…!?
こりは…
先日のだんでぃ~な[ボンタン飴]オヤジに次ぐ第2弾 であります
前回同じく夕刻、帰宅通勤電車の中…
乗り込んだ我輩の前には
今度は4人組のオバンの軍団(小隊!?)が…
おらっしゃったとです
(仮に便宜上、呼び名をあつこ・なおこ・ゆうこ・みほこ
と、しておこう…!?
知り合いにそんなオバン連中がいる!?…
と、とんでもないっ…単に便宜上でぃす!?)
我輩その日は
1日遅れで購入した週刊モーニング(朝の残り半分!?)を見開き
また、立ち揺られながら読んでおったんでありますが……
まァ、こりがまた
な~んとも騒がしいオバン連中でありまして…
身振り手振り+大きな声で
右端と左端がしゃべくり、センターふたりが合いの手入れるっちゅう
大音響おーぷんステレオワイドな状況!?…
その時の「なんだかなァ~」…ってな
疲れ切った仕事帰りのオヤジ、OLさんたちのご様子は
誰しも想像に難くないでありましょう…!?
察するにど~やらこの軍団は
グループ旅行帰りのご一行…と見たね
(え~よな~、空いてる平日ご旅行ご満喫でけるご環境とは…
でも決して、せれ~ぶなマダムにゃ見えんかったがね
少なくとも[黒木瞳サン]風はおらんかった…
と、天地神明にかけて断言するっ!!でぃす!!
って、我輩も[ヨンさま]とは、ずぅえ~んぜんっちゃうけどね……残念っ!?)
おそらくオバンらは30代後半~40代前半か!?
地肌見せてたまるかいっ!!
(って、誰も見るかいっ!?)くらいなほどに
気合入りまくりな白と紅のまっ黒ラインのお顔立ちに
こジワぱりぱり抜かりなく、
それなりにどっかの女性誌・カタログに
ありがちなふぁっしょんで固めたオバンたち…
でもオバンメガネは忘れずに…
的な、まァ、珍しくもない巷よくいらっしゃる方たち
ではありましょうが…
(我輩、この手の奥サマ方は[勇敢マダム]とお呼びして、
一目を置かせて(一線を画させて!?)いただいておりますです…)
あつこ「次7月は北海道だったわよね……」
ゆうこ「秋の温泉は、あたしが車出すから
あなた運転交替しなさいよね……」
なおこ「忘年会は、六本木ヒルズにいいお店あったから
ソコあたし予約しとくわ……」
みほこ「んじゃ新年会は、あたしが横浜で…
土日はプールとテニスがあるからそこ避けてェ…」
と、既に年内年始までは充実の
次から次へとスケジュールいっぱい状態……
んで、さ~らにたたみかけるように
あつこ「でさァ、来年の5月は房総方面にしなァい!?…
お魚おいしいとこあんのよォ~…」
…って、おいっ!!
既に来年の今頃の予定までケリつけとく気かいっ!!
そこまで準備万端せんでよろしっ
こんな場所でっ!?
(あんたら…明日大地震起きても
自分だけは必ず生き残る気満々っすか!?
やっぱし……)
…ってカンジの4人サマ…お静かにとも言えず…
なァ~んとなく目線をそらし車内に気をやると
やはり…あっちでやれやれ…こっちでやれやれ…と
[しらけ鳥](オヤジのお約束!?)が飛びまくっておる感ひしひし!?
だが、こうした中、我輩は…
ヤツらの驚愕の行動を目撃してしまうことに…
なったのであ~る…つ-D2!?
その軍団は4人構成…
ヨコ1列で、うちイチバン右端のなおこの間には
例の鉄の手摺が在る…
そんな状況下
左端から2番目のみほこが下車すべく、駅間際で立ち上がった…
とーぜん、車内はかなり混雑気味…
そのみほこが完全に立ち上がって席が空いた…
その瞬間であった!!
何故か、左端のあつこを基準に
中抜けした1対2の間のそのスキを埋めるべく、
残る右サイドのゆうこ&なおこがすかさず同時に立ち上がり
左席へとツメてきたのである…
なおこに至っては、邪魔な手摺もものともせず
前に立つOLにも「ちょっとごめんなさいね」のひとコトすら
声エクスキューズかけず
左端のあつこオバンへの目線揺らぎもせず、話し続けながら
<誰が迷惑ぅ!?
んなコト知ったこっちゃないわ…
まず、あたしが楽しいのが肝心なの>
が、如くに……!? {/sos/}
しかし…えっ、なんで!?…である
右端のあつこだけが左にツメれば済むことじゃないの!?
何故ふたり同時に…何故一糸乱れずさくっと…
ぴったし引っ付く!?
今、なんかそーゆー段取り話してたっけ…
アイコンタクトすらなかったようじゃが…
ソレってとーぜんの動作なわけ!? お約束なわけ!?
あっけにとられ…
何事が起こったのか理解できぬまま…
最初からそうであったかのように、残る3人はまた引っ付いて並んで
そのまま大声でまた笑いながら雑談を続ける…
ほんと、何事もなかったかのように……
(&悪びれもせず…堂々人生!?)
「あっ!!
も、もしや…こ、こりは…あの…
あの伝説の[黒い三連星]の必殺ワザでは…
このオバンたち…ちゃっかりあの奥義を
マスターこんぷりーとしとるのでは…!?
どっかで観たと思った…そうだよな、まぎれもなくこれは…
[ジェ…ジェットストリームアタック]…!!
ま…まさか…
まさかこんな場所で拝めるとはァーーーーーーっ!!
らっきぃ……」
(新人類オヤジなのに、このワザの出所がわからぬ方は
[1stガンダム]をちゃんと観るべしっ!!
[ドム]は3体でなければならぬのでぃす…
1体ではお話にならんのであ~る…!? 基本ですっ…
じゃが…この状況を…
[アタックNO,1]における三位一体の攻撃とか喩える方は
そりはそりでまたおツウな御仁とゆえような…!?)
そう…見れば確かにヤツらは…
[とりぷるドム]…!?
黒いおかっぱアタマに、ず~んとしたボディ…
頑丈そうな腕、スカート付き…足元裾広パンツ姿!?
(う~む…我ながら言い得て妙也 ってゆーか自画自賛!?
と、すると先に降りたキツネ顔のオバンは…
やはりスカート付き、さしずめ…
[ばうんどドッグ]あたりか…!?)
そして、しばししてまた真ん中のゆうこが降りる…
と、すかさず先ほど同様に…
話を続けながらさくっと席のスキを埋め一体化するあつこ&なおこ…
やはり、左端へと寄り添う……
(結局、この左端のあつこオバンが
イチバン最後まで電車に乗っておったのっす…)
「そうか…オルテガ…マッシュ…と抜け…
あ~たが、ガイアだったんですな…
起点のリーダーね…仕切るのね…そーゆーコトね…
了解っ」
(何が了解!? 何を納得しておるんやら、我輩…!?)
…ってな、一部ガンダムおたくにしかわからぬ
でぃーぷな妄想呟きをぐっと飲み込み
我輩は、車中にガイアを残しその電車を降りた……のでありました
扉が閉まり…走り去る電車を見送れば
周囲を迷惑の渦でかき乱しまくった
オバンたちの悪行三昧ももはや時の彼方…
強烈な…有無を言わせぬ連携ぷれーに圧倒され…
いつしか、その見事さに憤りも忘れて……!?
そして…その後、
あのあんぱんマン風丸顔…
フチなし丸メガネかけたガイアの行方は知れない…
ど疲れさん……!?